カッピング療法

カッピングとは

皮膚に当てたカップを真空状態にすることで、皮膚や筋膜を持ち上げ滞っている血液の循環を改善することで様々な効果を発揮します。

筋膜リリース

人の身体には筋膜という筋肉を包み込む袋が全身に張り巡らされています。
この筋膜の中にある血管を通して筋肉に酸素や栄養を供給しています。
筋膜が硬くなると筋肉に血液が届きにくくなり筋肉の柔軟性の低下や、疲労回復が遅れてしまいます。
また筋膜は複数の筋肉を束ねているので１カ所の筋膜が硬くなると全身の機能に影響を与えます。
カッピングには筋膜を引き上げストレッチ（リリース）する効果があるので、肩こりや腰痛、疲労回復などにオススメです。

血管新生

カッピングの吸い上げる力により古い毛細血管は破壊され、健康な毛細血管はそのまま温存されます。
破壊された毛細血管は、自己修復能力により新たな血管を再生します。
これを血管新生を呼びます。
機能しなくなった古い毛細血管を新しい新鮮な毛細血管に生まれ変らせるのです。
毛細血管の働きは細胞に酸素や栄養を届け、細胞から不要な物質を回収する役割があります。

デトックス

毛細血管に滞っている古い血液を皮膚の下に吸い上げます。
その結果、皮膚にはあざの様な紫斑が一時的に出現します。
その古い血液はやがて吸収され、尿から排泄されます。
古い血液から新しい血液へと生まれ変わります。

内臓疲労の軽減

老廃物がデトックスされることで、内臓に加わる負担も軽減します。
内臓疲労を起こすと、消化や吸収能力が低下して肌荒れなどの原因にも繋がります。
美容は外面のケアも大切ですが、内面のケアも非常に大切です。